花火大会や夏祭りで着用する機会が多い浴衣は、髪飾りをつけるだけでグッと色っぽいイメージにしてくれる。
浴衣というと「うなじ」ばかりに意識が向けられがちだが、前髪の印象を普段と変えてみるだけで、花火大会や夏祭りの雰囲気に合わせた髪型をより楽しむことができる。
いつもは前髪をつくり、下ろしている髪型でも、前髪周辺の長い髪を少し加えるだけで簡単に前髪を流すことは可能だ。
以下では、浴衣の着用を前提に2タイプのまとめ髪を紹介している。
浴衣に合わせて前髪ありをなしのように変える流し方
分け目を変えて前髪に長い髪を被せてからまとめるアレンジを紹介。
1-1. 前髪を流すように取り分ける

画像 ①)前髪を自然に下ろしている状態。
画像 ②)分け目を変えて前髪に長い髪を被せる。
画像 ③④)左右の髪を2:1の比率て分けてからゴムを結ぶ。ゴムを結んだあとは、根本を緩めておく。
1-2. 毛束を内側に通してから合体する

画像 ⑤⑥)結んだ毛束を1つずつ内側に入れる。
画像 ⑦⑧)「右の毛束」を「左の毛束」の内側に通してから根本を締める。
1-3. 三つ編みをつくり、強力アレンジピンで髪を留める

画像 ⑨)三つ編みしてからだと引き出しにくく、崩れやすくなってしまうため、表面の毛を引き出しておく。
画像 ⑩)下ろしている髪で三つ編みをつくり、毛先を丸めてからヘアゴムで留めておくとまとめやすくなる。
画像 ⑪)『強力アレンジピンM』を使っておだんごにした髪を留める。
画像 ⑫)一方向だけではなく、別の角度からもヘアピンを挿しておくと安定感が向上する。
1-4. 前髪を斜めに流してヘアピンで留める

画像 ⑬)ヘアバームを少量手に取り、手のひら全体に馴染ませたあと前髪全体につける。
使用したスタイリング剤はこちら
画像 ⑭)前髪を『流す髪』と『生え際を隠す髪』に取り分ける。
画像 ⑮)『流す髪』の毛流れを櫛で整えてからヘアピンを留める。浴衣の柄や色合いと相性の良いアイテムを使用するのがベター。
ヘアピンを留めたあとは、崩れないように表面をハードスプレーで固めておこう。
画像 ⑯)『生え際を隠す髪』を毛流れに沿って整え、毛先をヘアピンで留める。
1-5. 前髪ありでも簡単に浴衣に似合う髪型がつくれる

先に説明した内容と同じ作業で、前髪ありでも同じように浴衣に似合う髪型をつくることができる。
2. 前髪を下ろす・流すもOK!浴衣に似合う簡単アップヘア
後ろの作業をシンプルにして、前髪で変化を加える浴衣向けの髪型を紹介。
2-1. 左右の髪を襟足まで分け取り、ヘアゴムで結ぶ

画像 ①)左右の髪を襟足まで分けとる。
画像 ②)作業しやすいように、真ん中の髪をヘアゴムで仮止めする。
画像 ③) 左右の髪をヘアゴムで結び、内側に一回転する。
画像 ④) 仮止めしておいた真ん中のヘアゴムを外す。
2-2. 三つ編みをつくり、ヘアピンで留める

画像 ⑤) 下ろしている髪で三つ編みをつくり、毛先をヘアゴムで結ぶ。
画像 ⑥) 三つ編みの先端を丸め、おだんごをつくる。
画像 ⑦) ヘアピンで数箇所留める。
画像 ⑧) 以上で前髪ありの髪型は完成。
2-3. 前髪を流す髪型をつくる際の手順

画像 ①②) 前髪に周辺の長い髪を被せてから櫛で毛並みを整える。
画像 ③④) 左右ヘアピンを留めたら完成。崩れないように表面をハードスプレーで固めておこう。
3. 前髪・横の髪の中途半端な長さの髪を留める簡単なやり方
以下の動画では、前髪まわりで落ちてくる中途半端な長さの髪を留めるやり方を紹介。(タイムコード|3:00)

画像 ①) 前髪のまわりに中途半端な長さの髪がある際は、スティックを使って簡単に留めることができる。
画像 ②) 手にとった髪を毛流れに沿うようにしたら、スティックに通す。
画像 ③) そのままスティックを抜くことで髪も同じ位置に収まってくれる。
画像 ④) 表面の毛を引き出して馴染ませたら完成。
浴衣 ヘアアレンジシリーズを一気に視聴する
この他の浴衣ヘアアレンジは以下の「関連記事」や「プレイリスト」で紹介している。