一般には、コテを使って髪の毛を巻いてからヘアアレンジをしたほうが、可愛いおしゃれな髪型は完成する。
だが、毎日のようにコテで巻くはのは正直、面倒だろう。
そこで提案したいのが、コテなし、ストレートヘアのままでもできるアップヘアだ。
「ねじる」という技法を上手く活用すれば、簡単にアップヘアを完成させることができる。
土台をキッチリつくり込み、ねじった髪を1箇所ずつしっかり留めていくのがポイント。
では、手順を紹介していこう。
目次
ねじりアップヘアでコテなしヘアアレンジをつくる方法
これから紹介する ねじりアップヘア の特徴は、土台となる部分から全てのパーツをねじり、まとめていくことにある。
土台を留める際のピン留めが重要になるので、アップヘア 土台の作り込みが仕上がりの完成度を決めると言っても過言ではない。
『結婚式の髪型を自分で艶やかにつくるロングヘアアレンジ』でもコテなしでもできるヘアアレンジを紹介しているので参考にしてみてほしい。
1. 両サイドの髪を仮止めする

はじめに両サイドの髪をクリップで仮止めしておく。
髪を取り分ける際のポイントは、アップヘアが完成したときをイメージして、適量を振り分けておくこと。横の髪もアップヘアの土台となる後ろの髪も、少な過ぎてもいけないし多過ぎてもいけない。
2. アップヘアの土台をねじり、ピンで留める

サイドをまとめたらアップヘアの土台をつくろう。
後ろの髪全体に軽くブラシを通して毛並みを整えたあとに、左方向内側に何度かねじり、右画像くらいにねじり、まとめる。
3. ねじりを加えた髪でアップヘアの土台をつくる

ねじり終えたら根本を軸に、まとめた髪を「1」のように一周させる。
余った毛先も「2」のように何度か内側へねじり、根本へ巻き付ける。
4. 毛先をねじり、まとめてから片手で支える

毛先を内側へしまい込むようにおさめてから、ヘアピンを留める反対側の手でアップヘアの土台をしっかり支えておく。
支えている手にチカラを入れ過ぎないようにリラックスしていればOK。チカラを入れ過ぎると余計に崩れやすくなる。
5. 毛先からピンを留めてアップヘアの土台を完成に近づける

アップヘアの土台は、毛先からヘアピンを使って留めていこう。
まずは「1」のように毛先に近い位置から留め、次に「2」のように中間を留めてアップヘアの土台をある程度完成させておく。
6. アップヘアの土台を完成させる

毛先を留め終えたら、反対側もヘアピンを使ってシッカリ留めておこう。
左画像のように根本にスペースが空いていると思うので、上から押さえるように支えてからヘアピンで留めていく。
これでアップヘアの土台が完成した。
7. 左サイドの髪をねじり、まとめる

クリップを外し、サイドの髪を内側方向へねじり、ヘアピンでまとめる。
アップヘアの土台の上に沿わせるようにしてからヘアピンで留めると留めやすい。
この部分は毛先よりも中間部分を中心に留めるようにする。残った毛先の部分は、最後に留めるようにしよう。
8. 髪をねじり、まとめる際のポイント

反対サイドの髪も同じように内側へねじり、ヘアピンで留める。
ヘアピンで留める前に、「2」のようにねじった髪に折り目をつけるようにしてから片手で支え、まとめていく。
8-1. 右サイドの髪をまとめる

こちらも同様、毛先を内側へしまい込むようにまとめ、中間あたりをヘアピンで留める。
一本で留まりきらない場合は、同じところに挿すのではなく、少し感覚を空けて浮いている部分や崩れそうな部分に挿すようにする。
9. 表面の髪に立体感を加えていく

左右のねじり髪をヘアピンで留め終えたら、仕上げに入ろう。
トップの髪を適量 指でつまみ上げるようにして引き出し、表面の髪に立体感を加えていく。
表面の髪ができあがったら、ねじった髪を留め合わせてつくった部分も同じように立体感を加えて完成に近づける。
10. アップヘアを完成させる

最後に、ゆるい部分がないか確認をして、あればUピンやアメピンで留めておこう。
アップヘアをつくる際に残しておいた毛先も留め忘れないように。
これでアップヘアの完成。
コテなしヘアアレンジ まとめ
このようにコテなしストレートヘアでもアップヘアをつくることはできる。
単純に髪をまとめるだけのアップヘアでは何か物足りなさを感じる場合は、ねじりを加えることで少し華やかな印象をつくることができるので、覚えておくと重宝するアレンジ技術の1つ。
簡単にできるヘアアレンジは沢山あるが、単純作業で他人との差別化を図るにはそれなりの工夫がどこかのタイミングで必要になってくるだろう。
そのときに自分の中でどれだけの技術と経験値と持ち合わせているかがその後を決める。
見るだけで満足できるようなコンテンツは世の中にありふれているが、やった本人を満足させるようにコアな伝え方をしているコンテンツは、どのメディアを探しても少ないのが現状だ。
DAisuke は、見て満足させるヘアアレンジとしてではなく、実践することで本人が満足できるコンテンツ制作をコアにして、提供している。
この記事の他にもヘアアレンジを常備しつつ新たに配信しているヘアアレンジもあるので、有効活用してほしい。