三つ編みは、見た目からして簡単にできそうだ。
しかし人によっては、三つ編みは難しい。
だからといって、不器用な人は一生、三つ編みができないままなのか?と訊かれれば僕はそれを否定する。
反復し、あなたの神経にしっかり刻み込んでいくことを意識し、努力を惜しまなければ、どれだけ難しく感じていたとしても三つ編みはできる。
また、習得した三つ編みという技術は、耳したでつくる三つ編みアレンジ、それから後ろを三つ編みするやり方に応用できる。
したがって、他のヘアアレンジのバリエーションを増やすことにも貢献できる。
少しは諦めていた三つ編みを前向きに取り組んでみる気になってくれただろうか?
以下では、4つの動画から三つ編みのやり方について解説している。少しずつ実践していこう。
三つ編みのやり方はヘアアレンジの基盤になる
三つ編みだけでもある程度ヘアアレンジを楽しむことは可能だが、ヘアアレンジのバリエーションを増やしたいと思うのであれば、ここでシッカリ習得しておこう。
前述したように、反復し、あなたの神経にしっかり刻み込んでいくことを意識し、努力を惜しまなければ、どれだけ難しく感じていたとしても三つ編みはできる。
三つ編みができるようになったあとは、もっとヘアアレンジを楽しく実践していくための技術が沢山ある。例えば『編み込みのやり方』や『フィッシュボーン|自分の髪で編み込みするやり方』などだ。
各記事でもお伝えしているように、他人と比較することなく焦らず自分のペースで取り組んでいこう。
三つ編みをすると、ぴょんぴょん短い髪が出てくる
髪型に段(レイヤー)が入っていると三つ編みや編み込みをしたときに短い髪が出やすい。
三つ編みをしている際に、ぴょんぴょん短い髪が出てきてしまう場合は、スタイリング剤でカバーするよりもアイロン等でカールを付けてから三つ編みをすると、短い髪が三つ編みした編み目に馴染んでくれる。
それでも短い髪が出てきてしまう場合は、もう少し髪を伸ばしてから実践してみることを勧める。
三つ編みのコツ
三つ編みのやり方を上達させるコツは、「体験し、改善を加え、もう一度実践する」を繰り返し、経験値を増やしていくことが1番の早道だ。
動画や雑誌、ヘアカタログを見ているだけで上達するわけではないので、必ず実践していくことをオススメする。
1. 耳下 三つ編み 表編み 裏編みのやり方 基礎編
三つ編みにも「表編み」と「裏編み」がある。
やりやすさでいえば、裏編みの方がやり方そのものは簡単なのかもしれないが、根本の編み目は「表編み」の方が自然であり、可愛い仕上がりになる。
この動画のようにツインテールに仕上げたい際は、三つ編みをどのように使いこなしたいのかを明確にしたうえで三つ編みしていくことを勧める。
耳下の三つ編みがダサく感じたり、おさげで可愛くない
耳下で三つ編みをしたときにあまり良い印象にならなかった場合は、『ゴムを髪で隠す方法』と合わせてアレンジをするだけでも古風な印象をオシャレに変えることができる。
その他には、三つ編みする位置を耳下よりも低めにしたり、編みはじめの髪をゆるめに編むだけでも印象を変えることができる。一度テストしてみよう。
全体的に編み目をキュッとした印象にしているから昔っぽい古風な印象に感じたり、ダサく感じてしまうのだと思う。
2. 三つ編みアレンジのやり方 基礎編
この動画でも三つ編みのやり方を逸早く覚えていただく為に、鏡で確認しながら作業できるやり方を紹介している。
こちらでは、ストレートヘアのまま簡単に三つ編みアレンジができるので、ほんの少しアレンジを加えたいときなどにオススメの三つ編みアレンジになる。
3. 三つ編みハーフアップアレンジのやり方
こちらの動画では、横の髪で三つ編みをする基本的なやり方を解説している。
三つ編みでハーフアップする際は、三つ編みした毛先の毛束を後ろでまとめることが多くなるので、後ろでまとめたときに根本が浮かないようにするポイントについても合わせて紹介している。
後ろでまとめる際は、耳上あたりからやや後ろへ引きながら三つ編みしてくと、後ろでまとめた際に崩れにくい状態をつくることができる。
動画の中では、三つ編みした毛束を内側でまとめるやり方と、外側でまとめるやり方の2種類を紹介している。
4. 三つ編みの後ろが楽になるやり方
前や横の三つ編みはできても、目視できない後ろの三つ編みは難易度が高まる。
そこで、この動画では三つ編みする前に、3つに分けた真ん中の髪をゴムで結び、土台を安定させてから三つ編みをしていくやり方を解説している。
編み込みや三つ編みの作業に慣れている方は、然程必要のない作業になるかもしれないが、初心者がストレス無く三つ編みのやり方を習得していくうえでは重宝するやり方だ。
5. 三つ編みアレンジ 簡単アップヘア
Girls Hair Style.TV の中でも人気が高い三つ編みアレンジを紹介する。
この記事を書いているタイミングでは、「再生回数 50万回」「高評価数 3800」を超えているヘアアレンジになる。
アップヘアと聞くと、難しい作業が必須になるイメージがあるかもしれないが、この三つ編みアレンジでは、三つ編みだけで簡単にアップヘアをつくるやり方を解説している。
三つ編みの作業に慣れたらぜひ、実践して欲しい三つ編みアレンジの1つ。
1週間、1日5分、三つ編みの練習をしてみる
人間は毎日多くの情報を無意識に収集している。
そして、収集したその情報は睡眠を経て脳中にストックされ、重要度を振り分けて保管される。
例えば、1日の中で35分間、三つ編みの練習をしたとしよう。
35分間、休むことなく連続して作業を継続していれば、そこそこはできるようになるかもしれない。
し・か・し
三つ編みのやり方を調べてこのページに辿り着いたあなたは、きっとこの35分間ではできるようにならないだろうし、35分間継続することすら難しいと感じるだろう。
なぜなら、「自分に三つ編みができるはずがない」と思い込んでしまっている人がほとんどだからだ。
そして、この結果による情報(できなかったという結果)は、睡眠を経て「私は、三つ編みができません」という情報として脳内にストックされてしまう。このようにストックしてしまえば、再チャレンジすることは難しくなる。
したがって、1日35分間の時間枠だけで、三つ編みの練習することはお勧めできない。
そうではなく、1週間 × 1日5分 = 合計35分 に変えてほしい。
その理由をお伝えしよう。
目的を設定して取り組む
ただやるのではなく、どうせやるなら何か楽しみを設けよう。
目的が明確にあった方が、意欲は高まる。
今のあなたには信じ難い出来事のように感じるかもしれないが、以下の例のような体験を創ることは意外にも簡単だ。
今までのあなたなら思考で未来を決定してしまう癖があったかもしれないが、感情で未来を決める方法があることを覚えておくと良い。
要するに、わくわくできるようなことを未来に設定しておき、ソレに向かって1日5分、実行していくということになる。
一週間1日5分を継続した結果のシナリオをつくる
1日目の月曜日に5分間だけ三つ編みの練習をした。
その結果、できなかった。(いつもならここで諦めてしまう)
2日目の火曜日に5分間だけ三つ編みの練習をした。
その結果、まだできたと胸を張れるレベルではないが、なんとなくやり方がわかるようになってきた。(今まで体験しきた自分とは少し違う何かを感じはじめるが、まだ自分を疑っている状態)
3日目の水曜日に5分間だけ三つ編みの練習をした。
まだ迷ったり、オボついたりしてしまうが、三つ編みはできるようになってきた。(いつもならスグに諦めてしまっていたけど、自分にもできることにやっと気付いてきた状態)
4日目の木曜日に5分間だけ三つ編みの練習をした。
少し上達したせいか、なんだか楽しくなってきた。おまけに作業スピードも少しずつ早くなり、三つ編みのクオリティも上がってきたように感じる。(三つ編みができないという思い込みが消えている状態)
5日目の金曜日に5分間だけ三つ編みの練習をした。
明日は、休日なので外出する。月曜日から練習してきた三つ編みを披露するチャンスだ。
単に三つ編みをしただけでは、ただのおさげアレンジになってしまうので、帽子(ハット)に助けをかりて、こなれ感ある三つ編みアレンジに挑戦してみよう。(たった5日間で、これだけ前向きな発想ができるようになったことに自分でも驚いている)
6日目の土曜日は、三つ編みの練習ではなく、本番として取り組んだ。
毎日5分、少しの時間でも取り組んできた成果も現れ、三つ編みの作業にはかなり慣れたように感じている。予定していたお気に入りのハットに三つ編みをしてみたらバッチリだった。
まだ待ち合わせまで少し時間に余裕があったので、三つ編みした髪の毛を引き出し、素人には見えないこなれ感あるアレンジもできるようになった。(できないではなく、できることに意識の転換が行われているので、楽しいことや、もっとできることに意識が向けられている状態)
7日目の日曜日、最後の5分間として三つ編みの練習をした。
いよいよ最終日、1周間前の私に教えてあげたい。不器用だと思い込んでいた私にも1日少しの時間を取れば、自分の可能性を広げていくことはできると・・・。
わくわくポイントを創る
このように一週間後のストーリーを描いてみてはいかがだろうか?
何の目的なしに、有限な時間を浪費するようなことは極力避けたいはずだ。
だから、意味のないこと、効果のないことに大切な時間を投資することはできない。
しかし、自分なりにわくわくできることを少し先の未来に設定して、取り組んでいくことはできるはずだ。
どんな小さなことでも構わないので、自分がわくわくできることを設定してから取り組むようにしてみよう。
まとめ
「本気」「真剣」に取り組むことは、なにもヘアアレンジに限ったことだけではない。
全てにおいて言えることではあるが、全てがはじめから「本気」「真剣」に取り組むことができるということでもない。
だから、わくわくする未来設定が大事なのである。
多くの人が他人と比較することで自分の可能性を決めつけているようだが、自分は自分でしかないし、他人は他人でしかない。
例え、親になんと言われようが、友人になんと言われようが、会社の上司に、職場関係の人に、恋人に、家族に、、、なんと言われようが、自分の可能性は自分で決めることだし、決めているのだと、ここで学ぼう。
これを機に、たかが三つ編みを、本気で、真剣に、取り組んでみてはいかがだろうか。